INTERVIEW 03岩木
線路の安全を支える“匠の技”を
しっかりと受け継ぐとともに、
後進にも継承していきたい。
工事本部 第一工事部
岩木 大(いわき だい)
2016年入社(中途採用)
「レール削正車」など
大型機械を自在に操り、
ミリ単位の精度を追求する充実感。
第一工事課では、レールの形状を保つために摩耗した箇所を削る「レール削正(さくせい)車」や、レールの歪みを矯正する「マルチプルタイタンパー」など大型保線機械による保守工事を担当しています。
大きな機械を操りながら、ミリ単位の精度を求めて器具の角度や速度を微細にコントロールする毎日に、大きなやりがいを感じています。私のように機械好きな人にはオススメの仕事だと思います。
「基準」はあっても
「正解」はない仕事だからこそ、
常に自身を高め続けていける。
この仕事には「基準」はあっても「正解」はありません。データで見れば許容範囲内とされる結果であっても、実際にレールの上を電車が走ると、継ぎ目のわずかな段差が、揺れや騒音の原因となります。
日常生活で電車に乗った際、自分が整備した区間で揺れを感じると「もっとうまくできたはず」と思うもの。常に高みをめざし、努力し続ける姿勢が、自分の技術をさらに向上させると信じています。
“匠の技”を受け継ぎながら
自身の技術に磨きをかけていく。
保線業務を担う企業の中でも、当社は基準の厳しさや精度の高さに定評があります。先輩たちの仕事ぶりを見ていると、まさに“匠の技”とも呼べるものがあり、技術を磨くには絶好の環境と言えます。
今後は後進に指導することも求められますが、かつてのように「見て覚えろ」ではなく、こちらから疑問点を引き出すような接し方を心がけ、当社の培ってきた“技術”と“誇り”を継承していきたいですね。