2003年入社
工事本部副課長
大規模改良・新設工事を歴任
GROUP
DISCUSSION
社員座談会
社員座談会
相鉄新横浜線・東急新横浜線
直通プロジェクト
メンバープロフィール
2020年入社
工事本部主任
施工管理業務を通じて成長中
2004年入社
工事本部統括リーダー
工事本部全体の受注進捗管理を担当
プロジェクト概要
相鉄新横浜線・東急新横浜線直通プロジェクト
2023年3月18日、相模鉄道(相鉄)と東急電鉄が連携して整備した「相鉄・東急新横浜線」が開業。相模鉄道の西谷駅から新横浜駅を結ぶ区間を含み、東急線の日吉方面と接続する計画に基づいて整備された。この新線の整備により、相鉄線・東急線の相互直通運転が可能となり、相鉄沿線から東京都心・埼玉方面へのアクセスが一体化されたことで、通勤・通学だけでなく広域移動の利便性も向上した。
相鉄新横浜線・東急新横浜線直通プロジェクトに、東急軌道工業からは5名の精鋭がアサインされました。
今回は、全体統括を担った副課長、現場指揮を行った統括リーダー、そして当時は新入社員だった主任に、当時を振り返ってもらいました。
久しぶりの大型プロジェクトにアサインされた新入社員
「右も左もわからず、ただ必死についていきました」
あの時点で、“これは簡単には終わらない仕事だな”と腹をくくりました。
覚悟を決めました(笑)。新線工事は、普段やっている保守の仕事とは全然違います。最近は新規線路自体が少なくなっているので、久しぶりの大きなプロジェクトでした。でも工期が短くて、『本当に間に合うのか?』と思いましたよ。
僕はその頃、まだ入社して間もない時期でした。正直、新線工事と言われても、あまりピンと来てなかったです。
だからこそ若手に入ってほしいと思って、推薦しました。
新線工事は技術者としての土台を作ってくれる貴重な経験ですし、私自身過去に身をもって感じてきましたから。
最初は『僕で大丈夫なんですか?』って思いました。まだ右も左も分からなかったので。
このプロジェクトはJV(共同企業体)なので、技術よりもまずコミュニケーションが大事なんです。研修で話してみて、一緒に仕事を進めやすそうだと感じたので、メンバーに加わっていただきました。
自分としては、とにかく「ついていくしかない!」と思ってました。最初は、何を見ればいいのかも分からなかったです。でも、毎日現場に立っていると、“次に何が起きるか”が少しずつ見えてきました
現場は、毎日“調整”の連続。
JVならではのコミュニケーションがカギ
JV体制で、東急建設さん5名、当社5名の計10名でプロジェクトを進めていました。
私は監理技術者として全体の統括に加え、発注者との打ち合わせや各種調整を主に担当していました。
私は現場側の打ち合わせと調整です。この工事で特に調整が必要なのは、“開口(投入穴)”なんですよ。
地下工事なので、土木、設備、電気、信号と、色々な会社が一つの“開口(投入穴)”を使うんです。
毎日、誰かしらが『今日はこれを入れたい』って言ってましたよね。
そうそう。『今日はこの会社』『この時間はここ』みたいな調整を、ほぼ毎日やってました。 最初のネックは、レールを現地に入れられるかどうかでした。当初想定していた場所から入れるのが難しくなってしまって。
じゃあ、どうするんだってなりますよね。
別の箇所から入れることになったんですが、そこも線路がつながっていない。 途中は人力で押したり、狭い立坑の支保工の隙間を縦に送ったりして、なんとか入れました。
あれは、本当に大変でした……。
レール締結式は緊張の連続
「これ、ニュースに出るヤツだ!」
工事の終盤で、レール締結式がありましたよね。
ありましたね。相鉄側からのレールと、東急側からのレールがつながる式典です。
普段は工事関係者だけで淡々と工事を進めているので、ああいう“式”があると、いよいよ終わりなんだ、と実感します。
国土交通大臣や神奈川県知事、鉄道事業者の関係者などが列席し、大規模な式典でした。
レールを締める金具を、代表の方が順番に締めていきましたが、
自分たちが普段使っている機械を偉い方が使うということに感慨を抱きました。
赤い絨毯が敷かれ、正直ちょっと緊張しましたよね。
しました(笑)。ちゃんと渡さなきゃいけない、失敗できない、みたいな。
僕は横で見ていて、『あ、これニュースに出るやつだ』と思ってました。
工事が無事に完了し、締結式を迎えた瞬間にようやくひとつの区切りを実感してホッとしました。
初電が走ったときは鳥肌が立った
“まちをつなぐ仕事”を通じて見えた若手の成長
やっぱり、自分が作った線路の上を電車が走る瞬間は達成感がありますね。新横浜線は、プライベートでも使うので。“あ、ここやったな”って思えるのがうれしいです。
新線工事は地図に刻まれ、人々の暮らしを支えるインフラとして使われ続けます。 何年経っても“ここに携わったんだ”と言えるのは、技術者として大きな誇りになります。
分かります。初めて電車が走っているのを見た時は、ちょっと鳥肌が立ちました。最初は作業者さんに指示を出すのも怖かったんですけど、日々学ぶことが多く、だんだん自分で判断できる場面が増えていく実感があって、早い段階でこのプロジェクトに参加できてよかったです!
最初のうちは先輩の後をついて歩いていたのに。最後の方は責任感も全然違ったよね。成長したと思います。
「社員ファースト」で、「若手が輝ける会社」
経験を力とし、後輩に伝えていきたい
このプロジェクトもそうですけど、最近は特に、若手を育てようという体制が整ってきましたよね。
その時々の状況にもよりますが、若手から『やってみたい』と声を上げてくれたら、できるだけ前に出てもらうようにしています。いろんな仕事に触れることで、自分で道を広げていけると思うんです。私たちもそばで見守りながら、のびのび活躍してくれるのを楽しみにしています。
はい、教育していただきました(笑)。やる気がある人をちゃんと見て、認めてくれる会社です。
“社員ファースト”ですから!うちは。若手が輝ける会社だし、常にそうあることを目指しています。
今年は責任者の資格も取りました。他にもまだ取るべき資格はありますが、一つ一つクリアして、ゆくゆくは先輩方のように、どんな業務でも任せてもらえるようになりたいです。
現場管理の仕事は、楽しいですよ。一つのことに特化している職人もすごいですが、いろいろな工種を理解して、調整して、まとめて、一つのものを作り上げていくところに、この仕事の面白さがあります。
それから、夜間工事でレールが交換される瞬間など、普段の生活ではまず目にできない場面に立ち会えるのも、この仕事ならではの面白さですね。道路工事や水道工事はなにげなく見かけることがあっても、線路の中は一般の方が入れない、まさに未知の領域です。そんな特別な場所で仕事ができるというのも、魅力のひとつだと思います。
これから後輩が入ってきたら、自分が学んできたことをしっかりと伝えて、次は若手を支える側になりたいです。どうぞ、安心して飛び込んできてください!
プロジェクト自体は以前から進行していましたが、私たちが動き始めたのは、2020年からです。
ちょうどコロナ禍の春先で、現場を見に行って、調査や見積を出したのが最初でした。